TEACHER

講師紹介

「できる!」「わかる!」を一緒に増やしていきましょう。

一歩一歩、無理のない範囲で「できる!」「わかる!」を一緒に増やしていきましょう!
皆さんにお会いできることを楽しみにしています。


:講師プロフィール
東京都出身。都立総合芸術高等学校(前:都立芸術高等学校)を経て、東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業。
7歳よりピアノを始め、都立総合芸術高等学校音楽科に進学後、二年次在学中に作曲の勉強を始め、三年次にピアノ専攻から作曲専攻に転専攻をし、現役で東京藝術大学音楽学部作曲科に進学した。
これまでにピアノを小野歩子、富山紀美子、本田裕子、松本和将、菊地裕介、安武亮、津島圭佑、佐渡建洋 各氏に師事。作曲を小倉啓介、野平一郎各氏に師事。
町田ピアノコンクール入選、日本クラシック音楽コンクール全国大会複数回入選。カンマームジークアカデミーin呉に参加。
現在は、作曲活動としては歌曲及び映像音楽の作曲、編曲活動を中心に、演奏活動としては歌曲伴奏や器楽アンサブルを中心に行っている。また、ソルフェージュ分野を中心に研究活動を行っており、後進の育成活動にも携わっている。

講師インタビュー

音楽、作曲を始められたきっかけはなんですか?

私が音楽を始めたいなと思ったきっかけは定かではないのですが…、幼稚園に通っていた頃は、家にあった2オクターブくらいしかない小さなキーボード(おもちゃ?)で、母が「ドレミ」で書いてくれた文字譜を見ながら色々な曲のメロディーを弾いてよく遊んでいました。それがとても楽しかったことが、何だかんだで音楽を始めたいと思ったきっかけなんじゃないか、と思っています。因みに私が4〜5歳ごろに書いていた絵日記によれば、「友達のピアノの発表会に行った。友達がお花をもらっているのが羨ましかった。私もお花をもらいたい!」のだそうで…(笑)

ピアノを開始、アンサンブルの楽しさを知る

小学校入学と同時に引っ越したのですが、その家にアップライトピアノが置かれ、いよいよ音楽教室を探し始めよう、という矢先のことでした──道でたまたま、当時好きだった男の子に遭遇したのは。彼はどうやらピアノのレッスンに向かうところだったようで、私は早速その子にお教室の場所を聞き、漸くピアノのレッスンを受け始めるに至りました。…この偶然の遭遇が、私の大きく運命を変えたのだなと。。(笑)ピアノを始めて半年くらいして、学校の音楽会で歌の伴奏を弾いたり、合奏のピアノパートを担当したりするうちにアンサンブルの楽しさを知り、漠然とピアニストになりたいと考えるようになりました。そのことをピアノの先生に相談したところ、「それなら」ということで9歳ごろにはソルフェージュのレッスンを、確か10歳ごろには音楽理論(楽典)のレッスンをつけていただくようになりました。これらの経験が、今の私の形成に深く関わっているなと痛感しています。10歳の私の将来の夢は「ピアニスト系の音楽家になること」でしたが、十数年経った今も尚、それを目標にしていますし。(笑)

作曲の個人レッスンを受講開始。

そして、紆余曲折を経て都立総合芸術高校音楽科に進学をしたのですが、高校生の頃にお世話になったピアノの先生が、音楽理論について非常に造詣の深い先生で、作曲の勉強の必要性をとても口酸っぱく仰る先生であったこと、一方そんな先生に習う私は和声があまりにも不得意科目であったこと(高校時代の和声のクラス授業で、先生に「大丈夫ですか?」と聞かれるほど。。)がきっかけで、高校二年生の夏から作曲の先生に個人レッスンをお願いするようになりました。すると、どういうわけか和声や対位法の勉強の楽しさに思った以上にのめり込んでしまい、「作曲の勉強をしたい!」という気持ちが非常に強まったため、秋には作曲を主専攻として学んでいくことに決めました。それ以降自身が曲を書くようになってから、作曲家が曲を書くにあたってどのような工夫を施しているのか、ということに着眼して楽譜を見るようになったのですが、このパラダイムシフトが私の転機であったといっても過言ではありません。大作曲家の作品と自身の技術を比べるのは大変おこがましいことですが、自身の「書けなさ」を知ることで、逆に「何百年も前に、こんな凄い音楽が書かれていたのか…」ということを(耳だけでなく)目でも知り、改めて先代の作曲家に対して、そして彼らが作品を書くことで積み重ねてきた音楽の歴史に対して、改めて畏敬の念を抱き、日々心を震わせていたことを覚えています。同時に、もっと前にこの事を知りたかったな…とも思いました。

ソルフェージュの必要性を感じ、作曲と共に研究することに。

そして何とか東京藝術大学に合格し、数年間の学生生活を送る中で、今後、自身の作曲・演奏の技能の向上を目指し続けていくためには、まずは自身の根本的な「音楽性」を深めていく研究をする必要性を感じたことと、また自身の経験を通して音楽教育現場における様々な問題を感じ、それらと向き合いたいと強く思うようになりました。そのため、今後は作曲活動や演奏活動と並行して、ソルフェージュ分野の研究していこうと思っています。

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